2012年7月25日水曜日

レースレポート


サロモン  4100D マウンテントレイルin野沢温泉65K


結果4位 7時間9分38秒

レース展開 

コースは3セクション(第一22k、第二13k、第三30k 合計65k)とそれぞれのセクション毎に 
一度スタートゴール会場に戻ってくる特徴的なレース。それぞれのセクションでの 
ペース配分と、エイドステーションでの装備交換が重要なレース。 

過去3度出場し、一回目は熱中症でリタイア、2回目は8位、そして今回。 
目標は2回目のときの自分のタイムを超えること。あとはロングレースに 
臆することなく、思うがままにレースを進めること。 

例年とちがい、スタート時はそれほど暑くない。スタートからしばらくはロードの 
アップダウンが続く。仲間に声をかけながらゆっくりとスタートを切る。 
今回チョイスしたニューシューズ、S-LAB SENCEに身を任せロードの登りを走っていると 
自然とぐいぐい進んでいく。少し速いかな?と思ったが、シューズと体の調子に身を任せて 
トップにでてレースを作っていく。トレイルの登りに入ってもトップ集団を維持し 
ゲレンデのくだりに入る。今日は調子がいいみたいだった。 
3人からなるトップパックで第一セクションを終える。タイムも予定より10分以上速い。 

すばやく荷物を交換し、第二セクションへ。ここから日が出始め気温が上がっていく。 
ここからは一人増え4人のパック。皆力のある選手ばかりで、少しわくわくする。 
小菅神社からのきつい登りでは力を使わないようにほぼ歩き、くだりで一人交わし2位に浮上。 
とにかく内臓を揺らさないことを意識し長い下りを下っていく。 
途中川を利用し体を冷やしながら進む。ここから本格的に暑くなってきた。 
第二セクションはトップとは6分差、2人同時の2位で終える。予定より30分速い。 

第三セクションには落ち着く意味も含め、少しゆっくり荷物交換と補給をした。 
同時に入った選手はすばやく交換をすませ出発。ここからは今回から初めて使用する 
トレランポールをもって走る。しばらくはゲレンデやロードの登りが続いていく。 
ここでトラブル発生。ものすごく腸が痛くなりその場でうずくまる。どうも熱中症を 
恐れるあまり、水分を取りすぎたようだった。 
走りたくても走れない。歩くにしてもストックで体を推し進めるのが精一杯。 
そのとき単独3位。後ろの気配におびえながら、それでも一歩一歩進んでいく。 
本来なら得意なはずのロードの登りで、まったく進まないのは悔しかった。 
登りの終わりくらいで一人交わされ4位。抵抗できなかった。 
くだりに入り、後はゴールまで行くだけ。ロードの下りは炎天下の中 
1k当り4分ペースを目安に走る。どうしても4位でゴールしたかった。 

なんとかゴールにたどり着いた。 
タイムは目標タイムどおりの7時間弱。前半のアドバンテージを 
最後のセクションで使い切った結果となった。3位とはおおよそ10分差。 
後ろはすぐに来ていたようだった。ゴールした瞬間はすべてから開放された 
気分でいっぱいだった。 

ーーーー
今回正直ここまで走れるとは思ってもみませんでした。 
ただ時間が経つにつれ悔しさがこみ上げてきます。。
トレーニング内容などまだまだ改善の余地は沢山あると思いますし 
今回の結果を分析しフィードバックします。 

次は7月27日の富士登山競争5合目です。 
レーススパンが短くちょっときついかもしれませんが、思い切りよく走ってきます。